フィリピンのクリスマス

フィリピンでのクリスマスはとても華やいでいます。 ここでのクリスマス・シーズンは11月1日と2日にある諸聖人の日(All Saints Day、前夜祭がハロウィン)と諸死者の記念日(All Souls Day)から始まります。11月には早くもクリスマス・ツリーがそれぞれの家に飾られるのです。 この国ではマツの木はあまり一般的ではありませんので、皆はたいていプラスチックの木を買ってベルや星や花やライトなどの装飾品で飾り立てるのです。NativityあるいはBelenと言うキリストの降誕(誕生)を描いたものもまた、クリスマス期間においてフィリピンの家には重要なものとなります。そして、parolsと呼ばれるクリスマスのランタンが中庭とベランダに掛けられます。 このランタンは「(運命の)星(star)」の象徴として、3人の王がエルサレムのベツレヘムにいる幼児のキリストに導かれた運命を意味しているのです。

フィリピンにおけるクリスマスの特徴的な点としては、"Simbang Gambi" が挙げられるでしょう。この伝統は午前4時か5時の夜明け時に9日間連続したミサが12月16日からクリスマス・イブの24日まで執り行われます。 この行事の後援者によると9日間のミサに全て参加した人はクリスマスの願い事を必ず叶えてもらえるそうです。

フィリピンにおけるクリスマスシーズンはパーティ、同窓会、懇親会が数多く開かれます。12月の間はずっと、古い友人と会ってプレゼント交換をしたり、同僚や学校の同級生たちとパーティーを開いてくつろぎ楽しんだり、家族や親戚と年ごとの再開を果たしたりするのです。 学生であっても学校のクリスマス・パーティーにめかし込んで出かけたりします。 本質的に、12月はフィリピン人にとってパーティーの年であり、再会の月でもあるのです。

もし西洋の伝統が12月25日のクリスマスを祝うものであるとしたら、フィリピンでは24日あるいはその前の日を祝うものです。24日の夕方は家族皆でミサに参加して、真夜中のディナーと祝賀会に備えるのです。

真夜中のディナーは "Noche Buena" と呼ばれます。 そこでは家族や友人が共に集い、ハムやlechonと呼ばれる豚の丸焼き、デザートなどのごちそうが振る舞われるのです。午前0時になった瞬間、ディナーが開始されます。そして、プレゼントを交換してお互いに開きます。花火が挙げられ、イエス・キリストの誕生を祝うのです。友人たちと家族がお互いの家を訪ね合い、親戚同士が再会してお互いに食事をするのです。

フィリピン人は家族と祝賀会にとても重きを置いています。 そして、クリスマス・シーズンはもちろんその例外ではないのです。この祝賀会は普通、新年になるまで続きます。新年になる前のイブもまた家族で集い、また新たな満ち足りた輝ける年を共に迎えるのです。メリー・クリスマス! そして、新年が誰にとっても前途有望でありますように!

by nash 2009/12/23
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