これって和製英語なの!?食べ物編


日本語にはカタカナ英語がたくさんありますよね。
海外の人に英語の発音っぽく言ってみたけど伝わらなかったなんてことありませんか?

例えばシュークリーム。これ英語っぽいですけど、本当はフランスから来た言葉なんです。
”Chou a la crème” このChouとはキャベツの意味で形が似ていることから、「クリーム入りのキャベツ(風のお菓子)」と名付けられたそう。
他にはアルバイト。これも英語っぽいですが、ドイツから来た言葉なんです。ドイツ語では”Arbeit"労働という意味を持ちます。


もうお分かりかもしれませんが、カタカナ英語には、英語(北米)からだけではなく、世界中の様々な国の言葉から取り入れられているのです。
しかも音だけを日本語風に取り、本来の意味とは違う風に使われ、日本国内では立派に成り立っている言葉がたくさんあるから面白いですよね。

違う意味の例としてスマート(Smart)があります。 日本ではスマートな人というとSlimとかSlenderとか「痩せている」という意味で使いますよね?
しかし本来の英語の意味ではSmartは賢い、外見がいい、おしゃれななどの意味があり”痩せた”という意味では使われません。
これはおそらく日本では「痩せている=かっこいい」という概念が根強くあるからだと思われます。
日本人らしい思考で考えると納得いきますが、日本から一歩外に出ると通じない言葉が沢山あります。

今日はそんな伝わりそうで伝わらない和製英語を、由来等も含めてご紹介したいと思います。
覚えておいたほうがいい和製英語がたくさんあるので、今回は食べ物のみに注目してみたいと思います。

●シュークリーム

Cream Puff


⇒Puffとはフワフワ膨らんだような物という意味です。

●ソフトクリーム

Soft serve

⇒ソフトクリームは単に「柔らかいクリーム」という意味になり全く通じません。アイスクリームのことをアイスという人がたまにいますが、Ice(アイス)は氷の意味なのでこれも通じないので注意してください!

●フライドポテト

French fries/Chips

⇒元々はフランス料理の付け合わせでポテトをフライにしたフリットと呼ばれる食べ物でした。それがアメリカに入ってきた時に”フレンチ風の”という意味のfrench fries と名付けられたそう。

●プリン

Custard pudding/flan


⇒プディングとは発祥地であるイギリスでは、小麦粉や卵、牛乳、香辛料を使って作られる「蒸し料理」を指します。つまり日本人が思い描く必ずしも甘いものではないのです。プディングの中にプリンがあると考えるのが簡単かもしれません。江戸時代にカスタードプディングが日本に伝わった時、日本人にとって英語そのものがまだまだ珍しく発音が難しかったため、カスタードプリンとなまって呼ばれるようになったと言われています。クリームブリュレや焼きプリンなど種類がたくさんありますが、日本人が思い描くプリンに近いのは、この2つだと思います。

しかし私のカナダ人相方S(日本のプリン大好き)によると、どちらの言葉も日本のプリンを連想させないと言います。 そもそもカナダやアメリカではpuddingを食べる習慣がなく、そもそも日本みたいにコンビニやスーパーに売っていません。プリンは簡単に手作り出来るので、海外の方に作って食べさせてあげるのが早そうですね :P

●アメリカンドッグ

Corn dog

⇒発祥地のアメリカではとうもろこしの粉を原料にしたコーンミールから作られることから由来しています。日本のアメリカンドッグの衣の原料は小麦粉にお砂糖が入ってホットケーキの粉で簡単に作れますよね。つまり衣の味もソーセージ自体も含めて、似て非なる別の食べ物なんです (・ε・;) なんじゃそりゃ!!っていうオチですが、北米に来たら是非こちらバージョンも試してみてください。個人的には日本のほんのり甘いホットドッグが好きですが・・笑

●ピーマン

Pepper/ Bell pepper/Sweet pepper


⇒ピーマンってペッパー?あれ唐辛子なの?って思った方、正解です!!ピーマンはナス科トウガラシ属で、唐辛子の辛味をなくすように品種改良されたものがピーマンなのです。 ちなみにオーストラリアではcapsicumと唐辛子全般の名称で呼ばれるそうです。ここカナダではピーマンがありません。日本でいう肉厚で甘いパプリカに近いものはあります。 この前Green pepperでおかか和えを作ってみたのですが、ジューシーすぎるのと、ピーマンのような苦味がなく、私が想像したピーマンのおかか和えにはなりませんでした (´△`)

●サイダー

Soda/Pop

⇒Ciderはリンゴのお酒を指します。北米では精製・加工していないリンゴ果汁を指します。

●ホットケーキ

Pan cake


⇒これはご存じの方も多いかもしれませんが、フライパン(Pan/fring pan)で簡単に作れることから由来しています。海外ではパンケーキは朝食にお食事系(savory)としてベーコンや卵などと一緒に食べる甘くないパンケーキを好む国もあります。もちろん日本でも定番のホイップクリームたっぷりな甘〜いパンケーキもありますが、生地は平らなことが多く、厚みを出すのは日本だけでは?と個人的には思っています。

●レトルトフード

Pre-packaged food/Ready-to-eat meals/Sealed pouch/Meal in pouch

⇒たくさん言い方をご紹介した理由は実は北米にはレトルト食品というものがそもそもありません。近い感覚のものでは、TV dinnerと呼ばれる冷凍で1人前の例えば、パスタ、茹で野菜、フライドチキンがプラスチックのお皿に入っていて、電子レンジで温めるだけなんてものはありますが。一般的にはベビーフード以外はパスタソースやスープなどは缶に入っていることが多いです。

++番外編 ++

●アルバイト

Part time job


⇒*食べ物編と言いましたが、冒頭で例としてご紹介しましたので、番外編として1つだけ。
temporally workerということもできます。海外ではあまり日本でいうアルバイト(学生)やパート(主婦や本業を他に持つ人)という定義がなく、短時間労働者を総じてpart time jobと呼びます。

こうやって語源を探っていくと、食文化や生活の違いが大いに影響していることが分かります。日本で英語を使わずに生活していると何も考えずに使いますが、いざ海外に出てみると、この和製英語が大嫌いになります笑
覚えておいて欲しいのはカタカナだからといって、全てが意味の通じる外来語ではないということ。むしろカタカナを見たら「キミ英語なの?」なんて疑ってかかって調べる癖を付けてもいいかもしれません。もし通じなかったら写真を見せて知っている英単語で説明してみてください。友達やホストファミリーと和製英語クイズなんてしてみても盛り上がるかも ♪

次回は生活編の和製英語をご紹介したいと思います。

See you soon :D

By Peco
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